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夏の自由研究。その2

ゴーヤについての夏の自由研究、面白かったよ。という心優しい友達の言葉に気をよくして。


勝手に夏の自由研究。その2 「話題の塩糀についての私的考察」。


塩糀、ブームですね。
日本伝統の糀と塩、水でつくる調味料で、一時的ブームでは終わらない気配。
野菜や肉、魚を漬け込んでよし、塩代わりに味付けに使うもよし、発酵食品なので体によし、減塩にも役立つしで、いいこと尽くめの塩糀。
日本国中で衰退しつつあった糀屋さんも、この塩糀ブームで将来に光が差したという話を聞いて、うれしくなったりも。
塩糀のレシピ本や塩糀特集の雑誌の記事を読んでると、とても楽しい。


なのに、だ。
どうしたことか、塩糀を使った味が好きになれない・・・

塩糀をとりまくあれこれは大好きなのに、肝心の味が好きじゃないなんて、トホホである。

鶏肉を漬け込んだり、卵焼きの味付けに使ってみたりしてみたけれど、私的には、ただただシンプルな塩味の方が好き、というのが正直な感想。
塩と違って、塩糀を使うことによって出てくる甘味がどうも苦手。この甘味を旨味と呼ぶのだろう、というのも頭ではわかる。なのに、心から「美味しい!!!」とは思えない私。
塩糀を使ったお料理を食べ、目を輝かせて「美味しい!!!」と言ってる人(テレビで見た。本当に、表情がぱっと輝いた)が正直ウラヤマシイ。
私も塩糀にハマりたいのに・・・
まあ、ブームに乗り切れない性格は今に始まったことではないですが。
 

あの甘味が邪魔にならない塩糀利用方法はないかな〜と思いついたのが、タンドリー・チキン。
ヨーグルトとスパイスなどを混ぜて鶏肉を漬け込むこの料理、ヨーグルトの代わりに塩糀を使ってみることに。


焼き上がり☆

なかなか美味しそうに焼きあがりました。
肝心の味の方も、あの甘味がスパイスといい感じになってて、塩気もちょうどいい。
本家・ヨーグルトを使ったタンドリーチキンより、焦げにくい気もして、塩糀タンドリー・チキン、オススメです!(そうは言っても、焦げやすいこの料理、やっぱり焦げました。一番焦げたところは、バジルの葉っぱで隠しました〜)


塩糀タンドリーに使った、塩糀とタンドリー・スパイス。

塩糀は自家製で、タンドリー・スパイスは朝岡スパイスのもの。


朝岡スパイスは、品質が良いのはもちろん、瓶もかわいくて並べているとお料理上手になった気がするので、お気に入り。

もっとお料理上手な方は、タンドリーのスパイスも、ご自分で調合されるのだと思います。


お気に入りついでに。

ゲランドの天然塩。
塩の味が鋭くなくておいしいお塩です。私は、お菓子やキッシュに使う塩は、すべてこのゲランドの塩を使っています。


気がつけば、もう8月も終わり。
夏の自由研究の研究結果、ぎりぎりで出てよかった。

今日、夏休みの宿題であろう風景画を描いている小学生に遭遇。スマホで撮った風景を片手に絵筆を握ってました。
隔世の感あり。