quatre-quarts + weekend cafe 日々のこと

日々のことあれこれ ときどきお菓子のお知らせも

私のふゆじたく。

11月も、はや半ば。
のんきな私も、クリスマスの準備をし始めました。(ちゃんとしたお菓子屋さんは、クリスマスの準備は夏からしています・・・)


まずは、カフェにツリーを☆

北欧の組み立て式のこのツリーも、はや6回目の登場です。
一目ぼれをしたものの。微妙にお高いこのツリー、買うときに若干躊躇したけど、うちのカフェの雰囲気に合っていて、やはり連れて帰って良かった。
毎週これから、他にも少しずつクリスマスの飾り付けを増やして行きますよ。


それから、シュトレーン作りに欠かせない、天然酵母の生種
を仕込みました。

ホシノ天然酵母を使っています。
生地の発酵に時間がかかりますが、その分、粉の旨味や甘さが引き出され、また焼き上がり時のいい香りが気に入っています。


シュトレーンを焼く前に、この生種でパンを焼いてみました。


一次発酵・前後。

あまりに膨らみすぎてて、過発酵やっちゃったか?と思いつつも、せっかくなので作業続行。



ガスを抜いて、ベンチタイム。
このときの生地の感触といったら!
赤ちゃんよりもやわやわで頼りなく、でも、心地よい。
日ごろ扱っているスコーンやシュクレ生地では味わえない感触。



ベンチタイム後、成型して二次発酵へ。



切り目を入れて、オーブンへ。


焼き上げリ!

外側はパリッ。で、香ばしく、中はほわっと柔らかい。焼きたてのパンは、素人が作ってもやはり美味しい。
天然酵母のパンは、翌日以降の方が美味しいらしいということで、翌日、スライス&トーストして食べてみると、側が香ばしいのはもちろん、中のもっちり感が増して確かに美味しい。

実は、こんなにパンらしく美味しく出来上がったのは、初めての経験でして。
パン作りに関しては、過去、ことごとく惨敗を喫しておりました。
石のようなパンを焼き上げたこともありました。
一番最近パンを焼いたのは10年ほど前で、ホームベーカリーに天然酵母を仕込んで、またもや撃沈。
それ以降は、パン作りから遠ざかっておりました。
私には、パンの女神は微笑んでくれないのだと。
が、ここに来て、この大成功!(あくまでも自己評価・自己満足ではありますが、でも、まあまあいい線いっているかと。。)
ほぼビギナーズ・ラックに気をよくして、パン作りにのめり込みたいところですが、クリスマスが近づいている・・・
本来のお菓子の作業がいろいろと・・・
悩ましい今日この頃です。
いつの日か、カフェでこのパンをみなさまに召し上がっていただきたいです。