quatre-quarts + weekend cafe 日々のこと

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4月の魚

昨日は4月1日。エイプリル・フール四月バカ)でしたが、気の効いたウソやいたずらを思いつくワケもなく(っていうか、最近エイプリル・フールでウソつく人、見かけませんね・・・)、普段どおりの weekend cafe でした。
とは言っても、気分だけでも・・・ということで、

4月の魚。

パルミジャーノ・レジャーノのすりおろしとブラックペッパーやカイエンペッパーをパート・ブリゼにトッピングして焼き上げた、塩味のおつまみ的お菓子です。
で、なんで「4月の魚」なのかというと。フランスではエイプリル・フールのことを、ポワソン・ダブリル(=4月の魚)と言って、魚の形をした苺のパイや魚の形をしたチョコレートなどを贈りあって春の到来を喜びます。でも、なんで魚なの?というと、諸説ありますが、一番わかりやすいのは、四月バカとされる魚はサバで、サバはあまりお利口でない魚とされていて、しかも4月にはバカみたいに釣れてしまうかとからとかなんとか。。他の説もまだまだあるので、興味のある方は調べてみてくださいね。
そもそも、なぜに4月1日にウソついていいのか?という疑問も残りますね。さかのぼること、16世紀のフランス、ヨーロッパで初めてグレゴリー暦を採用、1月1日に新年が始まることになりましたが、それまで旧暦では4月1日始まりだったので、旧暦に慣れ親しんだ人々が4月1日に冗談で「新年おめでとう!」と言い合って面白がっていたところから、4月1日にはウソや冗談が許されるという風習ができたそうです。ま、とにかく、春が来てうれしいということですね☆きっと。