信じがたい、大きな地震、大きな津波が起きてから１週間が経ちました。被災地から離れている愛媛で、いつもとなんら変わりない日常生活を送れることへの感謝というよりは、罪悪感を感じながらの１週間でした。
ちょうどホワイト・デー直前の金曜日に地震が起きて、テレビで流される映像、情報を見ながら聞きながら、徹夜のお菓子作りの作業をしつつ、「こんなことをしている場合ではない」という想いと、かと言って頂いたご注文を反故にするわけにはいかず、つらいホワイト・デーになってしまいました。
結局、私たちにできることは、いつもの生活をいつもどおりに粛々と送っていくこと。買い占めをせず、かといって極端な買い控えもせず、ちゃんと経済活動をすること。テレビの情報や風評に惑わされず、ちゃんと生活すること。そのことがひいては、復興への礎となると思います。その上で、それぞれにできること・・・とりあえず義援金とか節電の気持ちとか・・・もうちょっとしたら具体的なボランティア、物資の調達など、、、を考え実行できたらいいなと思います。
震災後まもなく、避難して助かった方が「助かって良かったのかどうなのかわからない」と言っておられました。私も同じ立場ならばそう思ったと思います。今はただ、ああ言っておられた方が近い未来に「ああ、やっぱり助かって生きていて良かった」と思える時が来ることを祈るばかりです。
